学会長挨拶

会長 大友 智
(立命館大学スポーツ健康科学部)
日本体育科教育学会第31回大会の開催に際しまして、一言、ご挨拶申し上げます。
安田女子大学において、諸関係機関からご後援を頂き、日本体育科教育学会第31回大会が盛大に開催されますことに、心から感謝申し上げます。
令和7(2025)年度、国士舘大学において大成功に終えました第30回大会と同様に、本大会は対面で開催されます。第1日目には、シンポジウム及びポスター発表、第2日目には、研究発表及びラウンドテーブルが予定されています。ご参加の皆様におかれましては、様々な発表形式をご活用頂き、推進して来られた研究をご発表頂きますと大変幸甚に存じます。
さて、現在、我が国の教育は、学習指導要領改訂に向けて、大変な早さで動いています。
令和6(2024)年12月25日に、文部科学大臣は、中央教育審議会に対して、「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」等、2つの諮問を行いました。
その諮問を受けて、中央教育審議会は、翌令和7(2025)年1月30日に、第1回中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会教育課程企画特別部会(以下、特別部会)を開催し、次期学習指導要領に関する議論を本格的に開始しました。
特別部会は、議論を重ね、令和7(2025)年9月25日に、論点整理を公表し、次期学習指導要領に関する大きな枠組みを提示しました。
そして、令和7(2025)年11月10日に、第1回中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会体育・保健体育、健康、安全ワーキンググループ(以下、WG)が開催され、WGは体育科・保健体育科等に関する議論を開始しました。
さらに、令和8(2026)年2月2日に、第14回特別部会が開催され、WGで取りまとめた「体育・保健体育、健康、安全WGにおける議論の補足イメージ及び教科の目標、見方・考え方、資質・能力の全体構造(素案)」が提示されました。
今後、中央教育審議会が文部科学大臣に答申し、文部科学省が新学習指導要領を公示する、という方向に、令和8~9(2026~2027)年度中に動いていくと考えられます。
このような大きな流れの中、本学会は、令和7(2025)年度、通常の学会運営に加えて、①連載「識者に問う 学校体育はどうあるべきか」(大修館書店:体育科教育誌)、②課題シンポジウム「現行学習指導要領の振り返りと次期学習指導要領改訂に向けての期待:作成協力者の視点から」(6月28日:国士舘大学)、③特別シンポジウム「体育科・保健体育科における『態度・社会的行動』の位置づけの検討」(10月11日:オンライン)、④会員意見募集「『次期教育課程等に関する提言、体育の『態度・社会的行動』に関する提言(案)』に対するご意見の募集について」(11月25日)、⑤スポーツ庁大杉佳子総括官に提言書手交「次期学習課程等に関する提言 体育の『態度・社会的行動』に関する提言」(令和8(2026)年2月26日:スポーツ庁)等、会員の皆様のご協力を頂き、精力的に動いてまいりました。
今後とも、本学会として、積極的な活動を推進することが極めて重要と考えております。
本年、7月に安田女子大学で開催されます第31回大会に多くの会員の皆様、当日会員の皆様をお迎えし、学校体育のあり方について、建設的にご議論頂きますと幸甚に存じます。
最後になりますが、本学会大会の開催に向けて、大変丁寧にご支援・ご対応を賜りました安田女子大学、広島大学、広島修道大学、並びに、広島文化学園大学の関係者の皆様に重ねて感謝申し上げ、ご挨拶とさせて頂きます。
令和8年3月吉日
実行委員長挨拶

第31回大会実行委員長
加登本 仁
(安田女子大学)
日本体育科教育学会第31回大会実行委員会委員長の加登本仁と申します。大会の開催にあたりまして、一言、ご挨拶申し上げます。
まずこの度、安田女子大学を会場に日本体育科教育学会第31回大会を開催できますことに、心から感謝申し上げます。本学を擁する安田学園は、1915年に「広島技芸女学校」として創立し、2025年に110周年を迎えました。創立当時より受け継がれている「柔しく剛く」という学園訓は、幼稚園から大学院まですべての学校園を貫く教育理念となっています。本学は2025年度、女子大学としては全国初となる理工学部を新設し、8学部18学科4研究科で構成される女子総合大学として発展を続けています。完成したばかりの新校舎にも是非お立ち寄りください。
このような歴史をもつ本学において、今後の日本を担う子供たちを育てる教育の一領域である、学校体育に関わる日本体育科教育学会を開催できますことは、本当に意味深いものと感じております。ご参加の皆様が大いに学術的な交流を深められ、これからの学校体育の発展につながる時間となりますことを期待しております。
本学は、広島市中心部からアストラムラインで約20分とアクセスも良好で、学会に参加される皆様にとっても便利な立地となっております。広島市中心部には、世界遺産である原爆ドームや平和記念資料館に加え、エディオンピースウイング(新サッカースタジアム)が新たなランドマークとして賑わいをみせています。国際平和都市として、またスポーツ観戦率日本一のスポーツ王国としての広島の魅力にもぜひ触れていただければ幸いです。
当日は、本学教員に加え、広島県内よりご参集いただいた実行委員の先生方、及び学生スタッフが皆様をお迎えする予定です。丁寧に準備を進めているつもりではありますが、至らぬ点もあろうかと存じます。その折には、スタッフに一声、おかけいただければ幸いです。皆様のお力添えをもって、本大会を成功に導かせていただきたいと思っております。
それでは当日、安田女子大学にて、日本全国の多くの皆様のご参加をお待ちしております。2日間、どうぞよろしくお願いいたします。
令和8年3月吉日
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